佐良志奈神社−千曲市−神社仏閣

佐良志奈神社

千曲市戸倉上山田温泉の近くに鎮座する歴史ある神社です。

戸倉駅側から大正橋を渡ると、橋の先に堂々たる鳥居が見えてきます。

八王子山の麓、鬱蒼とした木立の中にあり、夏でも涼しく神秘的な雰囲気があります。

 

ご祭神

◯ 誉田別命(応神天皇/ホムダワケノミコト)
◯ 息長足姫命(神功皇后/オキナガタラシヒメノミコト)
◯ 大鷦鷯尊(仁徳天皇/オオサザキノミコト)

主な社殿

◯ 本殿     ◯ 忠魂碑    
◯ 拝殿     ◯ 稲荷神社
◯ 高良社    ◯ 天神社

駐車場

2ヶ所あり
① 大正橋正面の鳥居に向かって左側に数台分
② 神社の北西側

住所

〒389-0813 長野県千曲市若宮2−イ

アクセス

◯ 車利用
  東京方面  上信越自動車道 坂城インターより約15分
  北陸方面  長野自動車道 更埴インターより約15分
  名古屋方面 長野自動車道 姨捨スマートインターより約15分
◯ 鉄道利用
  東京方面  北陸新幹線 上田駅→15分→戸倉駅
  北陸方面  北陸新幹線 長野駅→25分→戸倉駅
  名古屋方面 JR篠ノ井線 姨捨駅よりタクシーで約10分
  * 戸倉駅より車、タクシーで約5分

編集者コメント✑

しなの鉄道線 戸倉駅より大正橋を渡っていくと、大きな鳥居が正面に見えます。
初めて見る方はその悠然とした鳥居の佇まいに、思わず「!?」となると思います。
何回も見ている編集者も、堂々とした神社だなと思っています。
八王子山という、地元では春のカタクリの群生地として有名な山の北側にあり、神社を囲むように木々が茂っているため昼間でも少々薄暗いですが、境内は広々としていて静かな雰囲気です。
頻繁に人が訪れるような印象ではないですが、その分ゆっくりと境内の社殿にお参りすることができます。

神社の北側にある駐車場の隣には遊具があり、地元の親子連れも時々見かけます。
お手洗いはもう一つの駐車場の方にあり、北側駐車場からは少し離れています。

境内が広いので拝殿と本殿がこじんまりして見えますが、近くに行くとどちらも立派な構えで、特に本殿はわりと大きめです。
拝殿の後ろに塀で囲まれた小庭のような空間があり、その後ろに本殿が控えている感じです。
本殿はその塀から小庭とともに斜めから覗き見る格好になりますので、開かれた本殿の中はあまりよく見えませんが、やはり本殿の大きさは拝殿の引けを取らず立派だと思います。

また、神社の境内には「宝筐印塔(ほうきょういんとう)」というものがあり、これは「逆修塚」と呼ばれています。
逆修塚とは、自分の死後の冥福を祈り生前に建てる供養塔のようなものです。
この佐良志奈神社の逆修塚は、南北朝時代に宗良親王に従って戦へと出て行く人々が自分たちのお墓として建てたものだそうで、千曲市指定の重要文化財として安置されています。

少し歴史的なことも調べてみました。
ご祭神の大鷦鷯命は、大昔は八王子山に祀られていましたが、大昔の震災によって土地が欠落したため麓の若宮八幡宮に合祀され、現在の佐良志奈神社に至るようです。

社名にある「さらしな」は、この辺りを指す地名です。漢字だと「更科/更級」と書きます。
菅原孝標の次女が書いた回想録・更級日記を思い浮かべる方も多いと思いますが、古今和歌集の一首にちなんでつけられただけで、内容的には特に関係はないそうです。
更級という地名についての詳しい由来はネットで調べてもこれだ!というものは出てこないのですが、これは更級/更科と呼ばれる地域の中の「姨捨(おばすて)」の地形からきているのではないかと編集者は勝手に思っています。
姨捨は「田毎の月」で有名なところです。
山の斜面に段々に形成された田んぼの水面に、月が一つずつ映る様が美しいと言われ、姨捨は名月の里とも呼ばれています。
そもそも、「科/級」は段差を表す古語であるので、姨捨の段々の田んぼから「更科/更級」という地名が生まれたのではないかと。
ただ、これ以上深掘りすると長くなってしまいそうなのでこの辺にしておきます(苦笑)。。

取材してみて分かりましたが、このような感じでけっこう深い歴史を持つ神社です。
歴史や神社に詳しくない方でも、厳かな雰囲気を感じるだけでも良い神社だと思いますので、ぜひ訪れてみてください!

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