横谷渓谷 王滝
横谷渓谷一の見所とも言われる渓流瀑。
二段に落ちる滝はスケールが大きく圧巻です。





観覧料 | なし |
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駐車場 | 最寄りの「横谷観音展望台」の駐車場を利用。 |
住所 | 〒391-0301 長野県茅野市北山蓼科 |
アクセス | ◯ 車利用 |
事前情報 | ・王滝が見える展望台へは、横谷観音展望台より遊歩道を歩いて約15〜20分かかります。 |
編集者コメント✑
2021年2月某日、茅野市の自然観光スポットを巡る中で、最後に訪れた横谷渓谷の「王滝」。
水鏡に反射する木々の様が美しい「御射鹿池(みしゃかいけ)」、横谷渓谷最上流に位置する「おしどり隠しの滝」、茅野市街と王滝を眺められる「横谷観音展望台&大瀧神社」の3ヶ所を回ったこの日、最後の最後に行ってきました、「王滝展望台」。
すでに同日に3、4ヶ所回っていたので、疲れと寒さ、雪のための足元の悪さによって相方はもう帰る気満々だったのですが、相方に「マジで行くの?」と言われながらも、ここまで来たなら行きたい!という強欲も強欲(笑)を貫き通して行ってまいりました(照)。
前述の3ヶ所については別記事でご紹介していますので、よろしければご覧ください!
横谷観音展望台より横谷渓谷の遊歩道へと下る道があり、最初に到達する名所が「王滝」の展望台です。
横谷観音展望台を撮影した後、渋々な相方を先頭にその遊歩道へと足を踏み入れました。
遊歩道入り口には注意書きの看板が。
決して気軽に行くような所ではないということが伺えます。
相方が渋っていたのは、スニーカーで来たから。
確かにスニーカーや登山靴で来るべき所なのですが、すでに回って来た3ヶ所ともほとんどが雪道でしたのでスニーカーでは対応しきれず、相方は「せめて長靴で来るように言っておいてよ!」と若干怒っていました(苦笑)。
そこは私も少し想像すれば分かっていたかもな、、と反省(沈)。
でも行くことに同意したのは相方です。この先どんな道でも文句は言わせません。⇦ひどい
遊歩道はやはり急峻なところがあり、これは夏や秋でも気をつけて進まないといけないような足元の悪さでした。
今回は雪があったのはもちろん、落ち葉がたくさんあって階段の段差が分かりづらかったので余計歩きづらいと感じました。
一応、柵はあるのですが、寄りかからないようにとの注意書きがしてありました。
また、遊歩道の左手は崖のようになっていて、いかにも崩れやすそうな岩が所々に突き出していて、実際に落石注意の看板もありました。
上から落ちて来たであろう直径20cmくらいの石が遊歩道上にゴロンとしていた所もありました。
遊歩道には王滝まで何百mという看板が2ヶ所ほど立っており、道のりの目安になりました。
2ヶ所めの看板の所では道が二手に分かれており、右へとると渓谷の下流にある「一枚岩」や「屏風岩」、「乙女滝」などの名所へ行くことができます。左へとると王滝、おしどり隠しの滝へ。
滝の流れる音が大きくなってきたなと感じた頃、展望所の手前に難所?が。
こんな大きな石が落ちてきてよく遊歩道が崩れなかったな〜(冷汗)。岩と斜面の間を通り抜けながら先へ。
そしてようやく辿り着いた王滝展望所!
狭い遊歩道の先に東屋が設けてあり、そこから滝を観賞することができました。
王滝は2段になっており、上段が14m、下段が7mと、落差の合計は21mあるそうです。
展望所からはほぼ正面に上段が、少し斜めに下段が見え、右下の方へと注いでいく様子を見ることができます。
上段と下段の間には滝壺があり、蒼い色をたたえていて綺麗でした。
欲張って来てみた甲斐があった〜
深緑や紅葉の頃はどんな風かな〜と想像しつつ、滝を写真に収めました。
東屋の先にはさらに遊歩道が続いており、横谷渓谷最上流部のおしどり隠しの滝へとアクセスすることができるようです。
ひと通り撮影を終えると、来た道を戻りました。
帰りは上りなので下りよりかは楽でしたが、それでも一歩一歩確実に踏みしめながら歩きました。
王滝の眺めが素晴らしかったからなのか、帰りは何となく相方が優しかったです(笑)。
そんな相方を尻目に、冬に氷瀑するという屏風岩も見てみたかったなぁと思いつつ、遊歩道を引き返しました。
横谷渓谷。
渋川の流れが作り出した渓谷美は、たくさんの人々を魅了します。
夏の深緑、秋の紅葉と、季節によっても表情を変えます。冬は冬で厳しい寒さの中の自然を堪能できます。
横谷渓谷の名所はまだまだありますので、また季節を変えて撮影しに行ってみようと思います!
とりあえず、もしも冬の横谷渓谷に行ってみたいという方がいらしたら、登山靴や雪に対応できる靴と防寒できる格好でお越しください!
【関連記事】
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◯ 横谷渓谷 おしどり隠しの滝−茅野市−自然
◯ 御射鹿池−茅野市−自然
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