立石公園−諏訪市−公園紹介

立石公園

諏訪湖と北アルプスの眺めが美しい展望公園。
信州サンセットポイント100選や新日本三大夜景・夜景100選のほか、
『信州ふるさとの見える丘』にも認定されています。
諏訪湖に沈む夕陽や夜景の観賞もでき、デートスポットとしても人気があります。
園内には広いテラスや展望できる時計塔、ロケット型遊具や動物型遊具も設置され、
子どもたちにはたまらない遊びの場が広がっています。

花の見頃

◯ 桜 例年4月上旬〜4月中旬  ☆2021年4月2日現在、七分咲き
*開花時期は毎年異なります。桜の種類によっても開花時期がずれますので、
 事前にご確認の上お出かけください。

入園料

無料

主な施設

◯ 時計塔展望台  ◯ 立石さくら広場
◯ お手洗い(ベビーチェアあり)

駐車場

無料/約25台(普通車のみ)

住所

〒392-0003 長野県諏訪市上諏訪10399

アクセス

◯ 車利用
  ・東京、名古屋方面  中央自動車道 諏訪インターより約20分
  ・北陸方面      中央自動車道 岡谷インターより約30分
◯ 鉄道・バス利用
  ・JR中央本線 上諏訪駅よりタクシーで約10分、徒歩で約25分

編集者コメント✑

先日、長野の某ローカル番組で立石公園が紹介されていました。諏訪湖は何度か行ったことがありますが、そう言えば諏訪湖を上からみたことがないな…とローカル番組を観ながらふと考えていました。
湖畔沿いにはボートや遊覧船乗り場があり、貸し自転車で湖畔を周遊することもできます。
湖周辺には温泉宿や公共浴場、飲食店も充実しており、湖の近くで十分観光できるという印象ですが、今まで湖を高台から展望するという発想がなかったことに気が付いた編集者は、これはいかん!と思い、さっそく行ってみることにしました!

県下最大の湖

長野県には大小様々な湖がありますが、諏訪湖は言わずと知れた県内最大の湖であり、大昔の中央高地の隆起活動や糸魚川静岡構造線の断層運動によってできた構造湖です。
冬には湖面が結氷し、膨張した氷に亀裂が走ってせり上がるという自然現象が起こることでも有名で、これを地元では「御神渡り(おみわたり)」と呼んでいます。近年では温暖化の影響からか、全面結氷することがなくなってきており、御神渡りはしばらく見ていません。氷の厚さも薄くなってきているそうです。
かつては、スケートリンクやワカサギの穴釣りの場として市民に利用されていました。さらに戦前は、戦車の走行や航空機の離発着ができるほどの厚さがあったというので驚きです!
現在はスケートや穴釣りを行うには危険があるということなので、湖面に降り立つことはできなくなっています。

駐車場は少ないので混雑時は注意!

さて、そんな諏訪湖が展望できる公園は、湖の東側の丘陵地に位置しており、丘陵地を車で上っていくと、大きくカーブした左手に立石公園があります。
駐車場は、カーブでハンドルを切らずにそのまま真っ直ぐ進めば良いので入りやすいですが、駐車場の台数は道路の向かい側のスペースを入れても30台位なので少なめです。編集者が訪れた時はお天気が良く気温も高かったので、すでに駐車場はほとんど埋まっていました。
景色を見るだけなら20分位あれば十分楽しめる広さの公園ですが、園内の遊具で遊んだりベンチでお弁当を食べたりとゆっくり過ごす方もいるので、駐車場の回転はそれほど早くはないでしょう。

特に、桜の時期は多くの方がお花見に来られることが予想されるのですんなり停めるのは難しいと思います。
最寄りの上諏訪駅前には市営駐車場があるので、そこに停めて歩いて公園に向かうという手もあります。ただし、歩くと15〜20分位かかります。混雑が予想される時は、歩くのを覚悟で行った方が良いかもしれませんね。

諏訪湖が一望できるデッキ

駐車場からすぐの所に開けた場所があり、そこからさっそく展望を楽しむことができます。たくさんの人が座れるように段々になったスペースがあり、景色を見たり話したりお弁当を食べたりと、来園者は様々な過ごし方をしていました。

この日は快晴で、開けた展望スペースは開放感があり、気持ち良かったです。遠くには北アルプスも見え、湖と山と、まさに絶景でした!

駐車場の上の方には展望台があり、さらに上からの景色を楽しむことができます。
 
展望台は日時計になっていました

園内の遊具も充実

園内には、展望スペースだけでなく遊具もたくさんあり、子供たちの格好の遊び場が広がっています。
林の中にはアスレチック系の遊具があり、この日も親子連れの方々が楽しく遊んでいる姿が目に入りました。
 

春は桜の名所、夏は諏訪湖畔の花火観賞にも

公園の駐車場から丘の上の方へと上っていくと、さくら広場という所がありオオヤマザクラ、ヤエザクラ、シダレザクラなど、約40本の桜が植えられています。
諏訪市周辺は標高が高く、立石公園で934mありますので、桜の開花は4月の中旬から下旬、気候によっては5月初旬まで観ることができます。ただし、毎年開花時期はずれるので諏訪市の観光ホームページなどで開花情報を確認するのがベストです。
今回の取材では時間の関係でさくら広場までは行きませんでしたが、地元民の知る人ぞ知る桜の名所のようです。

また、諏訪湖と言えば「諏訪湖祭り湖上花火大会」が行われる場所としても有名で、湖上に煌めく花火を求めて毎年約50万人ほどが来場する、諏訪地方きっての大型イベントが8月に開催します。(※新型コロナの影響で2020年は中止)
花火の打ち上げ数は約4万発、スターマインや水上スターマイン、ナイアガラなど様々な演目があり観客を楽しませます。
湖畔周辺には有料の自由席が設けられ、毎年チケットが飛ぶように売れます。当然、チケットが手に入らない人も多くいるため、適当な場所で立ち見したり、地元の人しか知らないような場所で眺めたりと、会場は大混雑します(知人談)。
立石公園も恰好の観賞スポットになるようで、花火大会の朝早くから場所取りが行われるとのこと。確かに、諏訪湖真っ正面の絶好の観賞スポットなのは間違いなさそうですね。

夜はムード漂う夜景スポットに

諏訪湖を展望できるスポットとして人気がある立石公園ですが、夜も夜景観賞の場として来園客がきます。
湖が広いので、夜景という夜景は見られないのでは?と思いますが、湖畔沿いの街灯やホテル、飲食店などの灯りがあり、湖周辺は比較的明るい印象です。
完全に陽が落ちて真っ暗になってからの夜景も良いですが、陽が落ちて薄暗くなってきたくらいの景色も綺麗です。
夜景が撮れたらまたアップしたいと思います!

まとめ

諏訪湖の展望のみならず、桜や花火の観賞に大人気の立石公園。イベント時は混み合うことが予想されるので駐車場の確保が課題になりますが、平常時は比較的空いていてゆっくりと諏訪湖の展望ができます。
家族で訪れたり、恋人をデートで夜景観賞に誘ったりと、いろいろな楽しみ方ができる公園です。諏訪地方に訪れたなら、ぜひお立ち寄りください!

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