蓼科高原バラクライングリッシュガーデン
約5,000種類の花々が四季折々に咲き乱れる花の楽園。
英国の権威ある専門書にも収められたこのガーデンは、広く世界にも知られるほどです。
園内では花の観賞のほか、花木やバラクラオリジナルの雑貨・お土産のショッピング、食事も楽しめます。
お花好きにはたまらない場所です。









入場料 | ◯ 大人(高校生以上):200円〜1,200円 中学生以下:無料 |
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営業時間 | ◯ 4月〜8月 9:00〜18:00 |
定休日 | 冬季期間のみ毎週火曜、水曜 |
周辺の施設 | ◯ 飲食店(複数) |
駐車場 | 無料/200台 |
住所 | 〒391-0301 長野県茅野市北山栗平5047 |
アクセス | ◯ 車利用 |
編集者コメント✑
バラクライングリッシュガーデンは、標高1,600mほどある蓼科高原に位置しています。
蓼科高原の気候が英国に似ているため、英国の花々の育成に成功しています。
その英国の花々も含めて季節によって種類豊富な植物がガーデンの表情を変え、年間を通して観賞を楽しむことができます。
長野県内外でお花が好きな方には認知されていると思います。
編集者は仕事の関係でお花に関わることがあり、そのためにこのガーデンを知ることとなりました。
もともとお花が好きでしたが、ガーデニングなどをやったことはほとんどなかったので、こんなにたくさんのお花が観賞できるガーデンがあることは全く知りませんでした。
初めて行ったのは2020年の3月で、標高の高い蓼科ではまだまだ雪の心配がある頃です。
ガーデンのお花も案の定たくさんは咲いておらず、少し寂しげな印象でした。
庭園の広さを見て、春夏はきっと素晴らしい庭園になるのだろうなと想像しつつ、この時は少し写真を撮って食事をして帰りましたが、その年の5月にリベンジしました。
寂しい印象だったガーデンは、2ヶ月後には様々なお花たちで埋め尽くされ、生き生きと様変わりしていました。
入園口をくぐると、販売用の鉢植えのバラやガーデニングにもってこいのポット入りの花たちがお出迎えしてくれました。
思わず、可愛い鉢を買って寄せ植えしてみようかしらと考えてしまうくらい。
そんなお花たちを通り過ぎて建物に入ると、同じくガーデニング用の花々が並び、鉢やミニスコップなどのガーデニング用品が販売されていました。
レジの所で店員さんに入園者を示すシールを貼ってもらい奥へ進んでいくと、雑貨やお菓子などのお土産物が販売されている建物と食事ができる建物があります。
それらの建物の先に、お目当のガーデンがあります。
2ヶ月前には見当たらなかった花々がそこかしこに咲き、その蜜を求めてテントウ虫や蜂が飛んでいました。
建物に沿って置かれた大きな鉢には、プリムラやパンジーなど数種類の花が寄せ植えしてありとても華やかでした。
広場にはクロッカスの群生、アーチに絡むバラ、
どの花も綺麗でどこを切り取っても絵になるので、写真を撮る手が止まりませんでした。
ひと通りガーデンを回って写真を撮り終えると、園内のレストランでお昼にしました。
こちらの名物は、バラクラシチュー。
7種類の野菜とお豆が入った高たんぱく低カロリーな一皿。
アフタヌーンティーセットで庭園を望みながら、英国王室にでもなったかのような優雅のひとときを過ごすのもオススメです。
英国伝統のお菓子・スコーンとサンドイッチ、プチデザートが味わえます。
この日はお天気が良かったので外のテラスで食べるランチは格別でした。
スコーンはお土産物としても販売されています。
バラのジャムが入ったスコーンは、ほのかにバラの香りと風味がして美味しいですよ♫
創園者であるケイ山田氏がデザインしたファッションブティックもあり、マダムに人気です。
「バラ色の暮らし」というブランド名で展開しており、東京や名古屋、神戸にも店舗があります。
顧客がいつからか「バラクラ」と略して呼ぶようになったため、ガーデンの名前にバラクラが付いているそうです(よくバラ園に間違われるみたいです)。
花柄の雑貨類も可愛くて、女性なら見ているだけでも楽しめるでしょう。
また、園内では寄せ植えのワークショップが毎日開催されていたり、ケイ山田のガーデニングスクールも月に一度開催されています。
お花に興味のある方には、本格英国ガーデニングを学ぶ良い機会ですね。
綺麗に手入れされた花々が嬉しそうに咲く姿を見ていると、お花にそんなに興味がない方でもきっと心が和むと思います。
蓼科高原は冬のスキーも有名ですが、避暑地として夏でも訪れる方が多い場所でもあります。
周辺には温泉もあり、多くの宿泊ホテルや飲食店がありますので、蓼科に観光の折にはバラクライングリッシュガーデンにもぜひ立ち寄ってみてください!
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