上高地
登山愛好家でなくてもその名を広く知られている山岳国立公園。
かつては山岳信仰として多くの信者たちが上高地の山々に登ってきましたが、
明治時代に上高地を訪れた英国宣教師ウォルター・ウエストンによって
レジャーとしての登山が広く知らしめられました。
昭和には周辺の県道や遊歩道の整備が進み、リゾートホテルが建てられ、
大衆にも登山が親しまれるようになりました。
今日ではマイカー規制やゴミ拾いなど、その豊かな自然を後世へと残していくべく、
環境保全のための様々な活動が行われています。
長野県の観光地として一度は訪れていただきたい、素晴らしい景勝地です。







入山料 | なし |
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開山時期 | 4月27日〜11月15日 ※閉山期は交通機関の運行はありません。 |
周辺の施設 | ◯ 土産店 |
駐車場 | ◯沢渡駐車場:約2000台(何ヶ所かあり)、700円/1日 |
住所 | ◯梓第一駐車場:〒390-1514 長野県松本市安曇沢渡4160−14 |
アクセス | ◯松本方面より *直行バス(各方面より) https://www.kamikochi.or.jp/access/bus |
編集者コメント✑
今や本格的に登山をする方だけでなく、ハイキングやちょっとした散策で上高地を訪れる方も多くいらっしゃいます。
上高地へのアクセス方法は前述の通り、乗換えが必要だったりそのための交通費がかかったりと容易に行けるイメージではないですが、それでも開山期を迎えると足を運ぶ方がたくさん見られます。
やはりその美しい自然が多くの方を魅了するのは明白です。
梓川の澄んだ流れ、その中に佇む立ち枯れの木々、圧巻の前穂高岳の眺め、静寂が漂う神秘の明神池…
どれをとってもため息が出るほど美しい景色です。
編集者も毎年1、2回は訪れるほど聖地と化しています(笑)。上高地の山に登ったことはないですが、ハイキングコースを歩きながら景色を楽しんだり写真や動画を撮ったり、いくら時間があっても足りないくらい魅力たっぷりの場所です。
きちんと観光しようと思えばけっこう歩くので、上高地だけで1日観光するつもりでお越しください。コースはいくつかあるのでどこまでどう歩くかは人それぞれですが、上高地の入り口とも言える「大正池」から有名な「河童橋」まで徒歩で片道約1時間30分かかります。写真を撮ったりしていたら2時間はかかります(汗)。
少し散策するという方でも服装はそれなりに準備した方が良いと思います。歩きやすいスニーカーや長袖・長ズボン、帽子、必要な方はサングラス(標高が高いので紫外線が強いです)、ストック(杖)などがあると良いです。もちろん、訪れる時期やその日の気候によっては半袖・半ズボンでも◯。
時折、街中で着るような服装の方(特に女性はヒールの高い靴やタイトスカートなど)を見かけます。ご本人が良ければいいのですが、登山やハイキングに来る服装の方がほとんどのため、かなり浮きます。。そして歩きずらそうにしてすぐに帰る方も。せっかく来たのにそれはもったいないので、せめてスニーカーで来た方が良いですね。
また、観光するにはどこへ行くにしてもお天気が気になりますよね。
特に山のお天気は変わりやすいので、お天気を調べて行くことをオススメします。
編集者もお天気の良くない時に当たってしまい、泣きたい気持ちになったことがあります。
11月の半ば、上高地の入り口に着いた時は快晴でしたが、歩き始めて数十分で厚い雲がやって来て雪が降り始めました。そうなると快晴の時は見事な山々の景色も全く見えなくなり、寒さが身に堪え、我慢大会のようにひたすら散策路を歩くという有り様でした。
できればお天気の良い時にお出かけください〜( ^∀^)
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