千曲公園
上田市と坂城町をつなぐバイパスが通る「岩鼻山」の上に設けられた公園です。
鼻のように見える抉れた岩山は離れた所からでもよく分かり、その岩山の上に公園はあります。
遮る木々が少ないためか、山頂からは上田、坂城のみならず長野市方面まで遠く見渡すことができます。
春は桜の絶景スポットとして地元では有名です。






主な施設 | 特になし |
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駐車場 | あり |
住所 | 〒386-1106 長野県上田市小泉 |
アクセス | ◯ 車利用 |
周辺の施設 | ◯ 道の駅 上田 川と道の駅 おとぎの里 |
編集者コメント✑
編集者が気になってはいたけどなかなか行けなかった公園、それが千曲公園です。
私が子どもの頃はバイパスがなく、岩鼻山の真下の県道を通って上田と坂城を行き来していました。
本当に山のすぐ下の道で、岩鼻山の由来の抉れた鼻のような部分も間近で仰ぎ見ることができていました。
しかし、時々落石もありましたし、山の反対側を流れる千曲川が増水した時は冠水は免れないような道路でしたので、岩鼻山と隣の山をくり抜いてバイパスが作られたのです。
そのバイパスが作られてからか、岩鼻山の上にポツンと東屋が見えているのが目立つようになりました。
春は特に、山上に見える桜の薄紅色が目を惹きます。
子どもの頃から、あそこへは一体どうやって行くんだろうとか、きっとあの上からの景色は素晴らしいんだろうなぁと車窓から眺める日々でしたが、満を持して今年の春先に行って来ました!
上田市側から岩鼻山を貫いているバイパスのトンネルを坂城に向かって抜けると、もう一つトンネルがありますが、そのトンネルは通過せずに手前にある県道へ左折します。
それから右手の道を上がって行くと「千曲公園はこちら」の看板があるので、あとはそれに従って坂道を登って行くだけです。
途中からは舗装がされていない砂利道になり、いよいよ公園へと続く山の上の一直線の道に入ります。
そこはガードレールがほとんどなく、左側は踏み外したら真っ逆さまという感じです(汗)。
ヒヤヒヤしながらしばらく進むと公園の手前にひらけた場所があり、そこが駐車場のようでした。
公園までの道はバイパスを外れてからは細く、車のすれ違いがギリギリです。
所々少し広くなった場所で譲り合ってすれ違う感じになります。
特にお花見の時期は車が増えるので徐行しながら進むことをおすすめします。
駐車場に着くと、すでに何台か車が停まっていました。
線などはなく、来た人から端に停めて後の人がそれに準じて停めていく感じです。
それでも5、6台くらいだったのでそんなに混雑しているという印象ではありませんでした。
駐車スペースは15台、、停められるかなぁといった感じで、そんなに広くはありません。
駐車場のもう少し手前にNTTの電波塔があり、その付近にも車を停められそうなスペースがありますが、本格的なお花見の時期になったらそこも利用できるのかもしれません。
公園は崖の突端にあり、一応崖沿いにフェンスがありますが、やっぱり近づいて真下を見ると怖さはありました(汗)。
公園には、遊具が少しと東屋、公園の案内板があるくらい。
お手洗いはありませんでした。
それでも、蕾がほころび始めた桜や梅の花はとても可憐で、公園に訪れた人たちはこぞって写真撮影していました。
また、公園からの景色はやはり素晴らしいもので、ずっと見ていても飽きないくらいでした。
遊具や設備がなくとも、お花と景色だけで十分に楽しめる公園だと思いました。
冬は雪の心配があるのであまりおすすめしませんが、春から秋は景色とともにお花や新緑、紅葉を楽しめる場所ですので、お近くに来た時にはぜひ立ち寄ってみていただきたいなと思います!
余談ですが、、
上田市側の景色を見ると、ほぼ真下に道の駅が見えます。
「道の駅 上田 道と川の駅 おとぎの里」です。
地元民なのでお手洗いを利用したことくらいしかありませんが、地元の旬な野菜や果物などが販売されています。
「馬肉うどん」や「馬鹿バーガー」「桑の実ソフトクリーム」が名物です。
また、道の駅には珍しく、アウトドア用品(キャンプ、防災)も取り扱っています。
さらに、道の駅の建物の北側には広い芝生広場があり、イベントが行われたり、ドッグランの施設があったりと、多目的に楽しめるスペースになっています。
千曲公園とセットで観光すると良いところだと思います。
編集者も道の駅には今度ゆっくり立ち寄って、またレポートしたいと思います!
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