丸子公園-上田市-公園紹介

丸子公園

かつて丸子城があった山の麓にある公園です。
様々な遊具がたくさんあり、子どもを飽きさせません。
公園の敷地に併設して、木曽義仲が戦勝祈願をしたとされる安良居神社もあります。
公園から山手へと続く遊歩道を進んでいくと、丸子城跡があります。
城跡は敷地を残すのみですが、丸子の街を眼下に見下ろし、
遠くは浅間山を望める展望所として櫓が組まれています。
遊ぶも良し、参拝するも良し、散歩しながら景色を楽しむも良し、色々な楽しみ方ができる公園です。

主な施設

◯ 遊具   ◯ 弓道場   ◯ 安良居神社   ◯ 丸子城跡
◯ WC(駐車場に併設。身障者用WC内におむつ交換台あり)

周辺の施設

◯ 飲食店(徒歩10分以内の場所に食堂、カフェ、ケーキ屋などがあります)
◯ 丸子総合体育館、テニスコート
◯ 丸子農産物直売センターあさつゆ

駐車場

あり(無料/53台)

住所

〒386-0404 長野県上田市上丸子1951−1923

アクセス

◯ 車利用
  東京・北陸方面  上信越自動車道 上田菅平インターより約30分
  名古屋方面    長野自動車道 松本インターより約1時間
          (松本トンネル・三才山トンネル経由)
◯ 鉄道利用
   北陸新幹線 JR上田駅−しなの鉄道線(所要約6分)− 大屋駅下車、タクシーで約15分

編集者コメント✑

上田市丸子にある公園へ行ってきました!
山の麓にあり、夏でも木陰ができて涼しげな公園です。(なので冬はけっこう寒い、、)
 

街中からは少し離れているのでメジャーな公園ではなさそうですが、遊具が多いという印象です。
以前ご紹介した軽井沢や小諸などの公園には大きな遊具がボーンとありましたが、丸子公園には色んな種類の遊具があります。
公園と言えば、というオーソドックスな遊具ばかりですが、子どもには十分楽しい遊び場だと思います。
 
この日は平日でしたので人はほとんどいませんでしたが、帰っていく親子連れ1組とすれ違いました。
休日はきっともう少し人がいるのではないかと思います。

公園の奥には、後ろの山へと登っていく遊歩道があります。
以前、編集者たちが丸子公園を訪れた時には、また今度にしよう、と行かなかった場所です。
山の上には「丸子城跡」の「二の郭(くるわ)」と「本郭(ほんくるわ)」があるそうな。
二の郭までは550m。とりあえずは二の郭まで行ってみて、状況次第で本郭へ行くか決めようという事に。

さっそく行ってみよー!
と元気よく遊歩道を登って行きましたが、けっこうキツイ、、、
傾斜が、、足元が、、
遊歩道と言っても、山は山なので階段の段数が多く傾斜がきついところがたくさんあり、それなりの格好でないと登って行くのは厳しい所でした(汗)。
 
↑道幅が狭くてすぐ下が傾斜。目が眩みます、、

最低でもスニーカー。ヒールのある靴やサンダルは無理ですね。
あとは動きやすい服装が求められます。
幸い、いつでもどこでもサンダル履きの相方編集者が、この日はスニーカーを履いていたので胸を撫で下ろしました(ほっ)。
(新鮮な驚きや感動を味わいたく、いつも下調べをあまりせずに行きますが、服装はどんな感じで行けば良いのかだけは最低限調べるようになりました。苦笑)

息を切らしながら5分ほど上がって行くと、遊歩道のヘアピンカーブの所に東屋がありました。
 
相方はここぞとばかりに「休憩〜」と言って東屋のベンチに腰掛けました。
徒歩5分ですがだいぶ上がってきたのか、公園はもう遠くの下の方にあり、丸子の街並みが見渡せました。
遠くには浅間山も。ここ数日ですっかり雪を被った姿になりました。

休憩を終えて、さらに進みます。
道幅は相変わらず狭く、両脇は崖。まさに、尾根伝いに山を歩いている感じです。
この辺りから山の反対側の集落も見えるくらい、山の上に来ていました。
柵とかロープとかは一切ありません。(あったのは最初だけ、、)
木があるので落ちても真っ逆さまにはならないと思いますが、それでも足元には注意して進みます。

しばらくするとさらに急斜面になり、その上の方にまた東屋が見えました。
あそこがゴール?!
かと思いきや、ここは2番目の東屋でした。
それでも景色はさらに良くなり、爽快な眺めでした♫
 

2番目の東屋を後にすると、またまた登りの階段が。
しかも今度は雪が残っていました!
たくさんではないですが、このえげつない道のりにさらに難関が加わりました、、(泣)
ちょうど山影で陽が当たらない側に遊歩道があり、凍っている部分もありました(恐)。
 
もちろん崖側に柵やロープはありません、、
ひーひー言いながらその難所を越えて行くと、やっとやっと「丸子城 二の郭跡」!

ででーん!

大きくて黒い物見櫓という感じでしょうか。
木の階段を上がって行くと、360°のパノラマが広がる展望所になっていました。
 
景色は先の2ヶ所の東屋の所に比べたら最高に良かったです!
頑張って登ってきた甲斐があった、、(涙)
北アルプスももしかしたら見えるかも?と思って松本方面を見てみましたが、曇りだったので見えるかどうかは分かりませんでした。
 
↑左:丸子の街並み。左奥は上田市の中心部。 右:丸子とは反対側の集落。松本・安曇野方面にアクセスできます。

二の郭はそれほど広い場所ではなく、きっと小さなお城だったのだと思いますが、しかしまあよくこんな所に城を築いたもんだと感心します。
案内板には、丸子城はかつて、戦国時代の丸子城主・丸子三左衛門が真田昌幸の軍に属して徳川家康の軍と戦った「丸子表(まるこおもて)の戦い」の場だったと書かれています。
この傾斜地でよく戦っていたな、、と、それも驚きです。

しばらく景色を堪能した後、下山しました。
本郭まではさすがにキツイかな、、と判断。暖かくなってからそれなりの準備(心の)をして来よう、という事になりました(苦笑)。
(実際に本郭までは二の郭からさらに500mほど歩くようです、、)
行きはよいよい帰りは何とやらで、雪道と傾斜と格闘しながら下ってきました。
登りも確かにきつかったですが、下りる方がけっこう恐かったです(汗)。

無事に下山した後は、丸子公園の東側にある安良居神社(あらいじんじゃ)を参拝しました。
ここは、上丸子区の氏神(うじがみ)を祀る神社です。
木曽義仲が源氏の氏神である八幡大菩薩を祀り創建したのが起こりで、今では安良居神社の名称となっていますが、かつては八幡神社と呼ばれていました。
実際に、正面の鳥居には「八幡宮」という額が掛かっています。

本殿は江戸時代末期に建築され、彫刻が多く使われています。これは江戸時代の建築の特徴なんだそうです。
有名な諏訪の宮大工、二代目立川和四郎富昌(たてかわわしろうとみまさ)の作だそうですが、確かに素人でも彫刻に自然と目が行くほどです。
優雅でありながらとても繊細で、思わず「お〜(嘆)」と声を上げてしまいました。
 

 
↑境内にはほかに忠霊殿、奥には少し遊具がありました。忠霊殿の扉には星型の彫刻が。

丸子公園。
厳密には公園と城跡と神社が一緒になっている、そんな場所でした。
普通に遊びに行ったり散歩しに行ったりするだけでも良い所だと思います。
ただし、丸子城跡へ行くようでしたらそれなりの準備をして行くことをお勧めします!
雪が溶けて暖かくなった春や紅葉の秋に訪れると良いかもしれませんね。

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